Warp (2007)
ビデオ、プロジェクター、スクリーン、回転台
4000 × 4000 × 2000 mm
ビデオ、プロジェクター、スクリーン、回転台
4000 × 4000 × 2000 mm
車中から撮影した風景/プロジェクター/進行方向と逆向きに等速度で回転する台
見かけの動きと実際の動きが重なるとき、物体の動きは静止する(ように見える)。
連続する風景は、進行する風景と重なり、同じ場所に居ながら移動することと同じ意味を持つ。ただ、しわ寄せのような歪曲(warp)を伴いながら。
(この場合、遠景と近景は進行の中で別の時間軸を持っている。つまり、遠くの飛行機が近くのネズミよりも遅いということである。重力とは時空の歪みであるが、ここでの奥行きとは時空の歪みであると言える。)